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2014.10.30 Thursday

怪我して入院したこと

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    痛い話です。
    平気な人はどーぞ。










    しゃがみこんだ時に、お股の中心を強打した。
    膣に近いところの外陰部。
    最初は、痛いー、お股こわれたー、とか軽口を叩ける程度だったのに、少し経つと、熱を持ち始め、腫れてきたのがわかった。
    そして、痛みはひどくなり、その時は夜だったので、明日病院に行ってみてもらわないとダメかなーと思い始めスマホで近くの婦人科を検索。さらに、小一時間もすると、そんな悠長なことを考えていられなくなるほどの激痛に変わり、立ち上がれなくなる。
    気が付くと、さっきに比べてはっきりと分かるほどの酷い腫れ。触ると激痛に見舞われるので、もうその患部は触ることもできず、横になり、呻きつづけた。
    腫れあがる度に、内部で血管がぶちぶちと切れる音が聞こえた。実際、耳には聞こえてなかったんだろうけれど、感覚として、分かった。ぶちぶち音がするたび、大量出血してんじゃないのかって思うぐらいそこは熱くなった。でも床を見ても血は流れていないから、中ですんごい血管が切れて血が流れ続けてたんだろう。
    このまま朝まで待つ事なんてできないし、どう考えても自力で病院にたどり着く自信なんてなかったから旦那に救急車を呼んでもらい、病院へ。
    このまま痛みによるショック死とかありえるのかなー、とか考えながら、病院に搬送された。自力で診察台に上って、って言われて、マジかよって思った。
    少しでも動いたら激痛が走るのに、動いたらきっと腫れていたところがぶち破れて、出血するんじゃないか、って思った。
    けど、そんなことにはちっともならなくて、診察した先生は、特にあせることもなく、数分で診察は終わった。
    看護師さんたちは、私の陰部を見て、悲壮な声をあげていた。よっぽど痛々しそうだったのか、その後、退院するまでの間、ずっと痛みに対して気の使われ様はハンパなかった。
    診察中もぶちぶち血管の切れる音は続いていた。
    次の日に、手術することが決まり、手術後すぐに帰れる?と聞くと一週間ぐらいは入院かなぁって聞かされた時、思っていた以上の拘束期間の提示に、なんてこった、と思った。
    私の考えでは、注射器みたいなもので、中に溜まってる血をチューって吸い出して、そんまんま退院、はいお大事に、ってなるもんだと思っていたので、案外めんどくさいことになったぞ、というのが正直なところだった。
    診察台からベッドに寝かされ、そのまま強力だという鎮痛剤を点滴で入れられた。
    鎮痛剤はあんまり効かなかった。

    点滴が落ちている間、少しは痛みが薄らいできたものの常に痛みはそこにあって、強い薬だから大丈夫、すぐに痛みが消える、と自己暗示にかけているうちに、すべての点滴が落ちきってしまった。
    そしてすぐに朦朧とした意識よりも痛みが勝り、ベッドの中で身悶える。また鎮痛剤が欲しいという私に、
    強すぎる薬のため、2時間経たないと次の鎮痛剤は出せないこと、腫れ上がり切るまでが、痛みのピークであることを伝えられた。

    相変わらず血管がぶちぶち切れる音がするたび、血が外に流れ出していないか、そのまま死んでしまうのではないか、と不安に思ったけれど、そんなことは一切なかった。
    そして、病院にきたとしても、案外すぐに処置してくれるものでもないんだな、ということを思った。

    明け方近く、痛みが治まってきた。
    薬がきいたのか、それとも腫れ上がり切ったのか、痛みという感覚が麻痺してしまったのか、先ほどまで感じていた焼けるような痛みはなくなっていた。
    そのおかげで、少しだけ眠ることができた。

    そして、血液検査や心電図、レントゲンなどを取り、夕方に手術をして、血の塊を取り出してもらった。
    400mlのフォアグラが取れたらしい。
    大きさは、ソフトボールぐらいの大きさにまで腫れあがっていたらしい。
    ケガをしてすぐ病院に行ったので、きれいに手術が成功した、と言っていた。
    手術は、腰椎麻酔だった。麻酔をされる前は痛かったらいやだなぁ、とびくびくしていたのだが、あの血管ぶちぶちの痛みに比べると屁でもなかった。ピーク時の痛みを10としたら、麻酔の痛みなど2か3だ。
    あの痛みを耐えられたのなら、もう何でも耐えられる気がしてきた。

    毛細血管がくっつくまで、血は流れ続けるので、排出するための管がつけられ、一週間ほど血を対外に排出することになった。
    そのための手術後の一週間なのだ。
    手術が終わってしまえば、あとは治るためだけの痛みなので、大してつらくもなかった。
    それに、ピーク時の痛みを超える痛みなどなかった。体勢がヘンな角度になったときに、瞬間的な痛みはあるものの、それ以外は黙っていれば痛くなく、そして時が経てば確実に治るのだ。
    健康万歳。
    看護師さんたちは、皆やさしくて、一週間もいれば仲良くなる人もいる。でも退院と同時にお別れ。もう少し若かったら勢いに任せてお友達にって、なれたのかもしれないけど。

    退院は、嬉しいけど、すごい寂しい。



    こういったケガをする人は、まれにいるらしい。
    自転車のサドルによる強打、スノーボードやスキーなどでの強打。
    私の場合、強打したのはコロコロの柄だ。立てかけてあったコロコロの柄に思いっきりしゃがみこんでしまったのだ。
    危うく死因がコロコロになるところだった。
    そんなギャグみたいな死に方、死んでも死にきれない。
    あぶないところだった。
     
    コメント
    今現在全く同じ症状で手術を受けています。
    同じような方がいるのかなと思い調べていました。
    私はタブレットスタンドが死因になりかけました笑
    心強いです、笑い事じゃなく本当に痛いんですよね、これ。
    お嫁にいけない傷になったらどうしようと悩んでます、21歳女子より。
    • とろさーもん
    • 2017.03.27 Monday 08:50
    コメントありがとうございます。
    こんなマヌケな記事が誰かのお役に立てる日がくるとは。書いててよかった。
    すっごく痛いですよね。あの無意識の強打。
    一生忘れない、と思ってましたが、今はもうあの死ぬかもと思った痛みを忘れつつあります。人間てバカだ。

    傷は大丈夫ですよ。明るいところでマジマジと見られない限り、触ってもあんまし違和感なく治りますよ。私は、最初の一ヶ月ぐらい麻痺した感じになって、このまま感覚がないままなのかなあって思ってましたが、いつの間にか感覚も戻ってきて、半年も経てば怪我なんかしたっけ?とすっかり忘れてしまうぐらい完治しました。
    まだ違和感があるかもしれませんが、時間が解決してくれます。
    • ezono
    • 2017.04.06 Thursday 10:17
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